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銀鏡版・生きて死ぬ私(18)-明るい狂気 [独白]

〇「ウェブ進化論」などを著した梅田望夫さんが、最近「明るい狂気」という言葉を使っている、ということを、きょうの「クオリア日記」(07/04/07付)で知った。

〇以下はその「クオリア日記」からの引用…引用はじめ。

“何もないところに意識が生まれると、その中に様々なクオリアが生まれる。鮮やかで、たおやかで、輝く様々なものが生じる。…そもそも、私達は「明るさ」や「輝き」というものを、本当は意識を通してしか知らない。…してみると、「明るい狂気」ということは、人間精神の部分集合ではなく、無意識や全意識に連なる全領域を覆う言葉になるのだろう。”…引用おわり。

〇明るさとか輝きとかの色々なクオリアは、意識を生み出す脳の「振る舞い」の中で知覚される。「狂気」すらにもクオリアが伴っている。寝ていて夢を見ているときでも、クオリアを感ずる時がある。

〇そうした意識の中で感じる事柄も含めて、意識と無意識を含めた全ての「脳の振る舞い」が、梅田氏のいうところの「明るい狂気」…というわけか。

〇してみると、我々が「正気」だと普段思っている状態というのが、実は「明るい狂気」なのかもしれない。

〇いまドッグイヤーといわれている(人によっては“マウスイヤー”とも)が、そういう世界が世界のすべてではなく、ウィスキー作りの現場のように、長い時間をかけて熟成されゆくものがある世界もあるのだ。

〇如何なる学問でも、コアな肝心要の領域は、ウィスキーの熟成のように、長年をかけて練られて行くものなのにちがいない。手っ取り早く「答え」が用意されている領域は、所詮「末端」だ。


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正気に関して言えば、「明るい狂気」と言えなくもないですよね。

    養老孟司氏 『まともな人』
    ひろさちや氏 『「狂い」のすすめ』

それらの本を思い出します。
by (2007-04-08 09:39) 

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