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呪わしい残暑の日に柄にもないスポーツ観戦。 [出歩く]

○9月初旬の7日、東京・千駄ヶ谷は国立霞ヶ丘競技場にて、前日より行われている全日本大学対抗陸上競技会(陸上全日本インカレ)なるものを見に行ってきた。

○呪わしい残暑の湿気た空気が、肌にまとわりつく気持ちの悪さ。天空ではメラメラと燃える烈日がまともに頭上を照らし、ややもすると脳内が沸騰するのではないかと思うくらい、頭がくらくらとするのを覚えた。

○千駄ヶ谷の駅に到着し、国立競技場側の改札口から出て、急く心を抑えつつ、会場に向かっていった。会場に着くとそこにはもうたくさん学生たちが集まっていた。チケット売り場でチケットを買って霞ヶ丘の競技場の門(千駄ヶ谷門)をくぐらんとした、まさにその時だった。

○私が去年から会いたいと思っていた、フィールドの妖精に、出くわしたのである。仲間たちとともに門をくぐろうとしていた彼は、まさに繊細で、説話に言う“妖精”そのものであった。

○彼に近づいていって、「ファンです。頑張ってください」と言って手を伸ばし、シェイクハンドを求めた。妖精は「はぁ…」といった顔をしていたが、そろりと手を伸ばして、軽く握手してくれた。彼の手は「真綿のような」という表現がぴたりとハマる、ふんわりと温かく、かつ柔らかな手だった。まさにそれは妖精の手だった。

○今にして思えば、いきなり彼の前に出てきて「ファンです」なんて言って、当人に対して申し訳ない思いもないわけではない。しかし、今頃は私のこんないきなりな訪問を許してくれていることだろう…。というか、私のことなどきれいさっぱり忘れていることだろう。

○それはさておき、可憐な妖精の手に触れることができた私は、もう天にも昇らんとする気分で、会場の中に入って行った…が、座席に座ろうとすると、日がもろにあたって実に暑くて閉口した。もうこれはダメだ、会場から外へ出てご飯を食べよう、と会場の外に出た。

○そこらにあった中華屋に入って、中華風カレー定食を所望。しばらくしてそれが来ると、熱いのをフーフー言いながら食す。食べ終わった後会場へまた戻って行った。

○いろいろな競技…4×100mリレーとか走り幅跳び、三段跳び、棒高跳びといった様々なフィールドでの若者たちの挑戦する姿に感動を覚えはするものの、やはりスポーツ観戦というのは自分にとって何だか場違いでしかないような思いにとらわれた。そんな思いを抱えながら、会場の中と外とを行ったり来たりしているうちに、お目当ての競技が始まる時間が迫ってきた!

○男子5000m決勝。大学陸上長距離界を代表すると言われる、スター選手たちが出場するのだ。今年の世界陸上の代表として出場した、日本を代表する若き第一人者・大迫傑(早稲田大学・4年)を筆頭に、琵琶湖毎日マラソンを経験した安定感抜群の大物・窪田忍(駒澤大学・4年)、高校時から双子ランナーとして名を売り、5月のゴールデンゲームズのべおかにて10000m決勝レースに出場し、日本人兄弟で初めて27分台を叩き出した名手・設楽啓太(東洋大学・4年)といった大スターたちを中心に、各大学が誇る名うての俊足たちが出そろった。

○私もなるべくこのレースを前で見ようと、最前列の手すりにつかまった。選手たちは皆戦闘モードに入っている。

○パン!号砲鳴りしその瞬間、選手たちが一斉に走り出した!先頭集団は大迫、城西大学の村山、そして設楽の順で走り出した。抜きつ抜かれつの激しいレースと記憶している。3000m過ぎあたりまで常に先頭をキープしていた大迫であったが、後ろから日大のダニエル・ムイバ・キトニー(2年/ケニア)がジワジワ追い上げてきた。これは面白いレースになる、と思うと同時に、大迫がこの間の日本選手権で佐藤悠基(日清食品G陸上競技部)に抜かれて2位になった時と同じような展開になるのではという危惧を抱いた。

○その危惧は的中、3000m~3500mあたりで混戦気味となり、やがてフィニッシュ近くになりキトニーが大迫を抜きかわして、トップに立つとそのままフィニッシュ。見事に優勝し、アフリカ系俊足のものすごさを観客に見せつけていた。

○2位には大迫がそのまま滑り込んできた。後で聞いた話では、彼は悔しい顔をしていたらしい。3位は窪田、設楽は4位だった。5位には設楽の同級生で同じ東洋大学の延藤潤という男が滑り込んできた。

○これでもう終わった、と思い、会場を後にしたときには午後8時を過ぎていた。帰りの電車の中で、昼間に出会い、申し訳なくも手を軽く握ってもらった妖精の手の柔らかさを思い出し、腹の中で「忘れられない」とつぶやいた。因みに彼は上に述べたレースに出た設楽啓太の双子の弟・悠太である。

○兄弟そろって大学ですでに大物ランナーとなっている彼等は、また彼等の同期生たちは、これから社会人ランナーとして、どんなふうに成長を遂げていくのか、それを楽しみに思う反面、やはり「文系」の人間たるこのわたくしには、スポーツ観戦はただ疲れるだけだ、と腹の中でため息をついていた。
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嗚呼、神楽坂。 [出歩く]

@7月最初の日曜日。外に出ると、蒸し器の中にいるが如き感覚になる。ので、家の中でPCと“にらめっこ”。しかし、長時間もこうしていると、流石に眼のあたりが重くなってくる。

@それでも、拙ブログを更新するのは、昨日の半ドン後の散歩で得たことを、記しておこうと思ったからだ。


@昨日の朝はややいつもよりも早めにうちを出て、電車の人になった。職場の最寄駅に着くなり、早足でスタスタと勤務先に向かう。

@勤務先の建物は、築40年を超える古い鉄筋コンクリート製。なので、空調設備は経年変化を起こしている。だから、懸命に仕事をすればするほど、体力・気力が汗となって全身から流れ出ていく。それでも、いつもよりも仕事をこなすスピードを速め、時計が11時を指す前にすべての作業を終了。

@作業終了して、ヨロヨロしながら控え室に戻る。畳の上で横になりながらTVを見る。体力がやや戻ったところで帰宅の準備をする。

@外へ出ると、まだ少々涼しい。最寄駅前のちゃんぽん屋「リンガーハット」で皿うどんを食べ、お昼を済ます。その後、小滝橋操車場方面行きの都バス車両に乗る。

@バスは虎ノ門から左に曲がって日比谷公園方面に行き、そこをまっすぐに。すると、例の建物が見えてくる。国会議事堂。そう、バスは永田町にやって来たのだ。

@本邦国政の中心である国会議事堂は、いまや選挙目当て、権勢と金権目当ての『政治屋』たちが幅を利かしすぎて、ある意味“伏魔殿”のようになっている。

@そんな永田町の体たらくに、国民はいまや絶望の域に達している。政権交代で世が良くなることを期待していたのに、交代した政権の中心人物が掛け値なしの「無責任」だった所為で、その期待はものの見事に裏切られた形となった・・・。

@来週に迫った参議院選挙で、現行政権に議席の過半数を取らせ、国政をゆだねるのか、それとも彼等の過半数獲得を野党側が阻止し、多党連立政権のような形が誕生するのか。

@いづれにせよ、国政の行方を決めるのは、我々国民だということを、心の奥底で通奏低音として鳴らしつつ、バスに揺られて、何時しか市谷あたりを通り越し、牛込近辺に。停留所が近づくと、降車ボタンを押した。

@降りると牛込附近は、思いのほか静かな町並み。車道から右側の歩道を歩く。途中で右に曲がって狭い路地に入る。家々の緑も濃き、くねる路地を幾度も辿ると、何故か何処かで見たような町名が眼に入ってくる。その町名に懐かしさと共に何処か複雑さを覚えた私・・・。

@矢来町。新潮社本社があるところ。でかでかとした村上春樹の超ミリオンセラー「1Q84」3部作のポスター告知がいやでも眼に入る。3巻とも今、結構売れに売れまくっているものなぁ。

@その脇を通ると、所々に邸宅や小さな出版社の社屋があったりする。新潮社創業家の一族も、ここに居を構えているという。その創業家の邸宅そばを通ると、やはり極めて厳重なセキュリティーがなされている。

@そうした凄い邸宅のある路地を抜けると、にぎやかな通りに出る。そう、ここは言わずと知れたあの神楽坂なのだ!

@神楽坂といえば、自分には特別な深い思い出がある。20年程前、矢来町の程近くに古い市松人形やハギレ、昔のおもちゃやブロマイドなどを置いてある『ほおずきや』なる骨董屋があって、私と当時の友人は、時折であったが、足しげく通ったものであった。

@江戸・明治時代から昭和初期にかけて作られたアンティークの市松人形たちは、今思うにある種の不思議なノスタルジーと、うっすらとセピア色を帯びた“エキゾティック”なクオリアを、我等の脳内から沢山立ち上がらせてくれていた。愛らしい人形たちとただ向き合うだけで、我等は十分に幸せであった。

@ほどなくして私たちはそこの女性オーナーや店員さんと仲良くなった。彼女らとは1999年ごろまでお付き合いが続いた。しかし、友人の帰郷や私の転職など、数年の間にいろいろなことが重なり、何時しか疎遠になってしまった。

@つい最近、『ほおずきや』のことを思い出し、店があった雑居ビルの地下へと向かったことがあった。が、すでに転居して久しかった。

@神楽坂でもっとも素敵な思い出を刻んだ店が消えてしまった・・・かかる悄然たる思いを胸に、そこを後にした。

@そんなノスタルジックな思い出が残る神楽坂。しかし、20年前に初めて訪れた当時の面影は、再開発が進んできているとはいえ、まだまだ、其処此処(そこここ)に残っていた。

@ブリキのおもちゃと駄菓子屋で売られているプラスティックのおもちゃを置いてある瀬戸物屋さん。漆器や陶器を売っている神楽坂下の専門店では、毎年夏になると店の軒先に風鈴がいつもぶら下がっていて、風が吹くたびに、澄んだ涼しげな音色を奏でている。20年前からずっと同じ。相変わらずでかい「五十番」の中華まん。

@昔は何処のお茶屋さんにもあった、模様のついたガラス製の丸いものがぐるぐる回りながらお茶を焙じる器械が店前に置いてある専門店(焙じ茶の香りが煙と共に流れてきて香ばしかった)。20年程前にもふらりと立ち寄った、素朴な中華屋さん。

@・・・時折古物のフリーマーケットがやっていた(今もやってるの?)JR/東京メトロ飯田橋駅前の駅ビル『ラムラ』の下を流れる外堀を見たら、なんとトンボたちが沢山飛んでいた。(黒い全身で、腰のあたりに白いバンドがついている、コシアキトンボなる種類)

@・・・数年ぶりで訪れた神楽坂の光景。私にとっては何もかもが懐かしかったが、この懐かしさを感じた光景も、今から10年も経ったら、がらりと変わってしまうのだろうか。無機質の高層マンションばかりが立ち並ぶ、花街だった面影も完全に消えた、浪漫も情緒もへったくれもない、血の通わない町になるのだろうか。若しそうなったら、トテモさびしい・・・。(泣)
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皐月だ! [出歩く]

@暖かい五月晴れの日と相成った5月最初の土曜日。澄んだ青空のもと、半ドン仕事に精出し、終わると今まで自分がホトンド足を踏み入れていない、東京のある場所へと赴いた。

@嗚呼、皐月だ、5月だ!鯉のぼりの季節だ。

@地下鉄を久しぶりに使って葛西まで赴き、駅をおりたら結構ひろ〜いバスターミナルが目に入った。本当は葛西臨海公園内の水族館に行きたかった。が、如何も予算的には足りなくて、仕方なくすぐ近くにある地下鉄博物館を見に行こうと思った。

@・・・で、博物館へ入ってみたら、鉄道関係らしく券売機が切符の自販機になっている。大人ひとり210円。で、入り口もこれまた、駅の自動改札。すぐ目の前に昔、駅員さんがはさみで切符を切っていた頃の、改札台があった。

@スチール製の小判型をしたもの。この中で昔鉄道の駅員さんはパチパチパチ、リズミカルに客の切符を切っていたのだった。あの頃の駅員さんの、手のぬくもりが、ああ懐かしい・・・。

@いきなりどーん!と古い車両が二つ。黄色くていかにも古そうなのは最初期の、現在でいう銀座線の列車。その左に懐かしい丸ノ内線の、流れるラインがすてきな赤電車。乗ったよ~。むかし。

@二つの車両へ、それぞれ入って、過ぎ去りし日を懐かしむ。丸ノ内線の車内、緑のシートは昔座った時のまま、ふかふかだった。

@銀座線を走っていた古い車両に入る。つり革がバネ式だったのには驚いた。というか、知ってはいたが、実物をみて試したのは初めてだ。

@その他いろんな展示物を見て回るが、如何もいまいち、という感じが抜けない。スペースの所為もあるかもしれないが、展示物が少ないし、今では使われていない、いわゆる「幽霊駅」についての記述も展示もない。

@かつて20代の頃、遊びで京王線を利用していた。行き先は決まって八王子であった。新宿駅を出発してからしばらくの間はトンネルの中を行くので結構暗い。

@その、暗い窓の外をのぞくと、「初台」という駅名表示のある無人の駅をみることが多かった。これが私が初めて見た幽霊駅であった。

@同じものが銀座線にもあると知ったのは、はてそれ以前のことなのか、それからのことなのか、はっきりしない。

@その後Nゲージの模型が走るジオラマをみたりしながら、時間をつぶしたが、そろそろほかのところへ行かなくてはならない。

@葛西を後にし茅場町へ。有名企業のロゴが所々にある。そんな近代的なたたずまいの中に、江戸の匂いがかすかににじむ。少し行くと兜町。世界の金融センターの一角だ。といっても何事にも外部に対して閉鎖的なこの島国のこと、取引を報じたTVをみていると、日本企業の株価ばっかりだ。

@兜町の東証センターの裏に、古き良き赴きのある洋館建築が。これもよく見るとある証券会社の社屋らしい。その横にも古めかしい証券会社の社屋ビルがあった。

@兜町を出て高島屋の裏に来た。この本館は確か1933年に建てられたと聞いている。歌舞伎座が取り壊されると決まったからには、是非!この高島屋本社ビルに残ってもらいたい・・・。そうでないと、銀座・日本橋の町並みから風情ある風景が消えてしまいかねない。ガラスと鉄骨でできた、今時流行りのスタイリッシュな、超近代的ビルディングばかりになったら味気ないでしょ、かえって。

@そこからずっと歩いて、丸善で読みたい本を買う。湯川秀樹の著作、前から欲しかったんだ!

@俺はそもそも、美術的志向の筈だったのに、何時しか科学的志向にかわってしまっている。これもあの、茂木健一郎の著作に手を付けた所為かもしれんな。いゃ〜、あのおっさんの影響力は少なくとも、長嶋茂雄よりも強力だな。ともあれ、他のジャンルに首を突っ込むのは、自ら多様性の幅を広げるのに資するところが大きい。人生の糧にもなるし。

@・・・で、いま銀座のど真ん中にいる。そろそろ歩行者天国が終わる。五月晴れの初日は斯くて暮れ行く・・・。
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生き物たちを見る。 [出歩く]

@久しぶりに『出歩く』のマイカテゴリーで文章をつづろうか。


@きょうは半ドン仕事が済んだ後、上野の動物園を見に行くのだと決め、駅前の『松屋』でお昼を済ませた後、駅に向かい電車に乗った。ひと時ガタゴト揺られるうちに、上野駅に。


@公園口から降りる。人でごった返している、晩春の上野駅前。みんなゾロゾロ、思い思いの行きたい場所に向かっていく。公園の桜は散り始めてはいたものの、まだだいぶ残っていた。そこへさーっと暖かい風が吹くと、ふわふわ~ひらひら~と桜の花びらが空中に舞い上がって流れていく。嗚呼、今年も桜吹雪の時がきてしまったのだなぁ・・・。

@ぬくぬくとした晩春特有の空気に包まれた中、風に吹かれて桜吹雪が舞い上がる。それが小汚い都会の風景を桜色にほんのり修飾してくれる。

@色とりどりのかわいらしい鳥たち、アジア象、サル山・・・などなど。動物園の有名動物を見て歩く。生き物たちは、何時見ても飽きない。檻に入れられつつも、何処か野性の気を秘めて生きている動物たち。

@その中でこれは珍しい!と個人的に思う光景を・・・見てしまった(汗)。

@ゴリラのコーナーに寄ったときだ。親子連れやカップル、年配など多数の世代の客が、ゴリラの動きを見ようと、硝子に張り付いていた。小さい子供がキィーキィー、きゃっきゃっ!と歓声を上げている。

@構内のゴリラはそんな観客の喧騒をよそに、自分たちの気の赴くままにすごしている。春の日の光がゴリラの居住スペースを照らし、彼等の黒い躯体をも照らしていた。

@しばらく見ていると、1頭の雄ゴリラ(背中が白かったからいわゆる“シルバーバック”だ)が、2頭いる雌のうちのある1頭に近づいた、と思ったら・・・。


@なんと、彼女の横に座るなり、いきなり小用を足した。おぉ~!その後、我々のほうへその雌が近づいてくると、雄も彼女の後を追って、我々のいる側にその雌といっしょになった。そして・・・。

@雄は雌のお尻へ自分の下腹部を押し当て、少し前後に動かした。・・・それはたった数秒で終わった。すんだ後ですぐに雄は雌の尻に鼻を押し付け、すぐに離し、雌のそばから離れ、端っこの奥まったところに落ち着いた。雌は雌で、我々に背を向けごろりと横になった。きっと行為の後、恍惚の状態になったのだろう。

@こうして、ゴリラの交尾を見届けた私は、そのままゴリラ居住区の反対側にある鳥小屋「バードハウス」へと入っていった。

@それから、珍しい“書記官鳥”(ヘビクイワシ)、ヒマラヤに住むというオグロ鶴(絶滅危惧種・レッドデータブックに記載)や赤く長いくちばしの色がさえるオイスターキャッチャー(都鳥)、その他いろいろな鳥獣たちを見た。その後で、不忍池のほとりに下り、コウノトリ、四十雀雁、白鳥、金黒羽白、桃色ペリカンその他を見る。みんな可愛い。

@それから、アイアイのいるマダガスカルの動物コーナーを見る。白黒のレムール(キツネザル)や環尾(ワオ)レムール、もちろん、アイアイも見た。しかしもっとも印象に残ったものは、テンレックという動物といっしょのケージにいた、羽なし巨大ゴキブリだった。

@このゴキブリ、全長が6㎝くらいでしかも、幅がふつーのゴキブリの2倍・・・。うううっ、やはり、キ、キモい。(怖)


@さて、その後、両生爬虫類館(ビバリウム)に入る。

@入り口近くのロビーにある水槽にはオオサンショウウオ、そこをぬけて熱帯の温室に入ると、所々に、巨大ナイル鰐、小型鰐、古生代からの生き残り・オーストラリアハイギョ、産卵以外はずっと一生水の中にいる鼈(スッポン)の近縁種・スッポンモドキ・・・などなど、面白い生き物を見た。

@「あし」というテーマの特別展示では、魚類(ハイギョとペットの熱帯魚)、東京ダルマ蛙とバジェット蛙、陸に上がれる子供スッポンと上がれない子供スッポンモドキ、カメレオンとヤモリ、といったふうに、変温タイプの四足(哺乳類も含めたこういう生き物を“tetra pod”と呼ぶらしい)生物が展示されていたが、展示の最後のほうで、それはそれはけったいな生き物が出てきた。

@四足のないミミズ状の足なしイモリ、アンフューマ(四肢の著しく退化した鰻型のサンショウウオ)、これまた足のまったくないヨーロッパヘビトカゲ、そしてもっとも驚いた足なし生物・ダンダラミミズトカゲ。何でもこれはヘビ類にもトカゲ類に属しない独立した科の生き物で、四肢だけでなく耳穴も退化してしまったという。

@ヘビ以外のこういう足なし生物は、アシナシトカゲ科のほかに、ヒレアシトカゲ科、ヨロイトカゲ科、一部のテユートカゲ科にも見られるという。

@硬骨魚類(肉鰭類=ハイギョやシーラカンスの仲間)から分かれて進化していった四足動物の「あし」は、その生物の居住する環境に合わせ、おのおの「水かきあし」、「ひれあし」や「ジャンプあし」や吸盤(アマガエルなど)や指下薄板(ヤモリやカメレオンが持つビラビラ状のもの)で壁にひっつく「ひっつきあし」や、カメレオンのように指と指が向かい合っている「対向性」を持つあし、樹の表面などに鈎爪で引っ掛けて歩く為の「ひっかけあし」などに変化していった。鳥の場合は前肢が「翼」に変わり、人やサルでは「手」になった。

@そんな生き物の中から、さらにどんな環境でも行動しやすいようにか、脚を全てなくしたものがでてきた。彼等は、あしのかわりに、腹の腹版や、全身の筋肉の伸縮を利用して、自由に動き回るようになったのだろう。

@しかし流石に、恒温動物である鳥と哺乳類だけは、脚を全てなくすことはなかった。もちろん、ダチョウのように翼が小さく退化したものはいるけれど、ヘビやその他のアシナシ変温動物みたいに、完璧にそれはなくせなかった。

@大きな怪我をした場合とか、生まれつきの畸形にでもならない限り、鳥や犬やサルや人間などは、四肢をなくすなんて出来ないのだ。四肢をなくすのは神ならぬ妙なる自然の法則が、変温四足動物だけにプレゼントした、彼等にとってはこの上ない「贈り物」であったのだ。

@そのあと、上野公園を去り、桜吹雪の中、家路に戻った。
タグ:上野動物園
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peace shadow project に参加させてもらったどー! [出歩く]

@きょう(3月13日)、銀座のBLDギャラリーにて、4月11日まで回顧展を開催している、現代芸術家・宮島達男氏の試み「peace shadow project」にwebsite を通じて参加させてもらいました。

@このプロジェクトは、宮島氏が核兵器根絶と恒久平和構築の願いを込めて、PCのウェブカメラ映像を通して、送り手の映像を影(shadow)として焼き付け、平和への意思を表明するもの。

@自宅のPCにウェブカメラがないもので・・・。おまけに”ついったー”にも入ってないのだが、思い切って参加したどー!

@ここ銀座はアップルストアにて挑戦。ウェブカメラがうまくいかず、青一色になってしまったけれど、なんとか焼き付けることができた!
http://peaceshadow.net/?id=126
@きょうのポカポカ陽気は、ジワジワと春の精の足音を早めている。路地の草花が、桜並木の桜の蕾が、いよいよ芽吹き、膨らみ始めた。
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餃子の王将と、河津の早咲き桜。 [出歩く]

@ここ一週間、寒冷地獄の如き気候が続いていた。きょうは一転して、穏やかな快晴。澄んだ青空と輝く暖かな日差しに、路地の草花たちも久しぶりの笑顔になった。

@朝こそ酷く寒く、雲が空を覆っていたが、半ドンの仕事を11時に終えて外に出ると、何時しか綺麗に晴れ渡っていた。

@暖かな日差しの有難さを味わいつつ、町を歩いていたら、なんと!『餃子の王将』が目の前に!! 

@名物の餃子でも食べようと、店の前に近づいたら、もう長ぁ~い行列が!うわああ~、勘弁してくれ!流石に人気店だけあって、長蛇の列は『うまい!安い!』の証し。

@数分並んでたらやっと入り口の前に来れた。なんと先客に、日テレの関係者が来ていて、食べ終わったのか、出入り口から数人がゾロゾロ出てきた。今度こそ店内に入れる、と思ったらまた出入り口が閉じて、しばらくしたらまた開いて、「お一人様ですか?」「ハイ」「奥のほうへどうぞ」。

@・・・で、中に入ったらもう殆ど満員。さすがだなぁ、王将。メニューを見ながら、餃子にするか別のにするか、少々悩んだが、、早めに決断しなくてはならない。ので、中華飯をオーダー。数分してやってきた現物を見たら、量が結構あるあるある!これは野菜がいっぱいである意味ヘルシーなメニューのようだが・・・。果たして、食べきれるのか?

@アツアツの中華飯をいただく。白菜しゃきしゃき、きくらげはこりこり、あんかけはとても香ばしい。・・・で、完食したかといえば、飯を三分の一ほど残したところでギブアップ。野菜と醤油あんを食すだけで、腹がいっぱいになってしまった。隣の席の人は餃子を2人前、12個も食べていたなぁ。12個は無理でも餃子1人前にすればよかったかな・・・。

@店を出て、駅前のガード裏通りを歩く。途中、古い落書きが書かれているトンネルを通る。今風の、いわゆる「Graffic」ではない、漢字の字面だけの落書き。「愚連隊」「○○連合」とか、時代を感じさせるものばかりだ。

@しばらく歩くと大通りに出た。ふと路地を見たら、可愛い黄色い雑草の花が、日差しを浴びて、明るく輝いていた。とても小さな花で、長い茎のてっぺんに、数個ついていた。


@芝大門にやって来た。馬鹿でかい増上寺の大門をくぐる。くぐると恐ろしくでかい山門が。ここがあの芝増上寺か。これまた倍ぐらい、馬鹿でかいねぇ。

@増上寺に沿って歩くと広々した空間が。ここが芝公園か。裏側の木の多いところを歩くと、高速道路への入り口に出た。麻布十番方面へ歩いて、駅を見つけた。都営地下鉄大江戸線の芝公園駅。切符を買って新宿まで行く。

@外へ出て、代々木方面に向かってすたすた。踏切を越えて、代々木駅に来た。中央線各駅停車の列車に乗る。市谷で降りて、外濠の釣り堀のすぐそばにある熱帯魚屋に入る。可愛いらしくてカラフルで、面白い魚たちや亀さんたちに出会えて幸せだった。もみじ琉金とか、もみじ和金とかいう新種の金魚を初めて見た。うろこが透き通っていて全身が赤いもみじ和金。彼らが入れられている水槽をよく見ると、動かなくなった仲間を他の仲間が突っついて食べているではないか・・・。弱肉強食のおきては、ペットの世界でも健在なのか?

@その他、ピンポンパール、桜錦、朱文金、和蘭獅子頭、ピラニア、ポリプテルス・エンドリケリ、鯰、オイカワ、いろいろなメダカ、ディスカス、エンゼルフィッシュ、日本泥鰌、その他さまざまな愛らしい魚や草花を見て、すっかり気分がよくなった私は、靖国通りを歩きに歩き、靖国神社の超がつくほど巨大な鳥居を横目に、大手町方面を目指して歩いていたが、北の丸公園の前に来たとき、ふと!旧近衛師団本部の建物が敷地内にあったのを思い出し、それを目指して歩くことに、美術館の工芸館になっていると聞き、いっぺん建物の外観だけでも見に行こうと、敷地を歩き出したが、何せ箆棒に広い。

@そばに「巨大たまねぎ」こと金のでっかい擬宝珠(←これは本当に“たまねぎ”そのものだった・・・)がてっぺんに乗っかっている例の武道館があったので、その大きさに改めて仰天した。やっとこさ歩いて、蝋梅など家の近所じゃめったに出会えない草花や樹木に出会ったりしたあと、とうとうかつての近衛師団の本部についた。重厚にて華麗な総レンガ作りの建物。明治33(1900)年ころの建造だという。昭和47(1972)年に国の指定文化財に指定されたそうな。

@もう5時も近いので、外へ出ると竹橋方面に出た。途中で歩道橋をわたったりして、東京駅方面を目指して歩くその先に!

@何と目の前にあったのは丸紅本社。その本社の前に、ピンクの花を咲かせている樹が二つ植わっていた。横断歩道を渡って、その樹のそばにやってくると、おお~!

@なぁんとそれは、伊豆は河津の早咲き桜だったのだ。ここ丸紅本社前の河津桜は、いま8分~9分咲き。通りがかりの人たちが、柔らかなピンクの花に見惚れたり、写真を撮っている人もいたりして、注目の的になっていた。染井吉野など普通の、春に咲く桜よりも濃い目のピンクの花が、訪れる人の目を引き、春の到来が近いことを知らせているようだ。いや、もう春なのだ。夕暮れにほのかに映える河津の桜。満開はもうすぐである。

@早咲きの桜に別れを告げ、お濠のそばを歩いていると、何かいる。よく見るとこれは水禽たちである。きんくろはじろと、2羽のこぶ白鳥。プロポーズなのか?一羽の白鳥が翼をやや上げていた。

@白鳥は本当に白くて美しい。はじろもとても愛らしい。向こうでは何か二つのものがぐるぐる回って、同心円の波紋をお濠に大きく広げている。そばへ行ってよく見ると、それは鴨のペアだった。雄と雌が向かい合って、くるくる水面で回っていた。その回転が、お濠の水面に大きな同心円の波紋を幾重にも広げていた。そのさまがなんとも愛らしい。

@愛らしい水禽さんたちに別れを告げ、東京駅へと向かった。改札を抜け、電車に乗り、揺られて、家路についたのは午後6時前。長かったなぁ。
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土曜の暖かな陽射し。 [出歩く]

@きょうは土曜日。何時ものように半ドンの仕事を終えて、職場を出ると暖かな陽射しが。


@抜けるような秋の青空、何処まで澄んでいるのだろう。


@等々力行きのバスに乗る。車窓から眺める風景はもうすっかり錦秋である。芝公園の雑木林に植わっている銀杏や、街路沿いの銀杏並木は最早、美しい黄金色に染まり始めている。染井吉野の並木も葉が茜色に染まって、路上に落ちている。

@嗚呼、秋たけなわでんなぁ~。…。


@バスに揺られて目黒駅前まで来ると、降りる。降りて三軒茶屋行きのバスに乗り換え。大きな通りから曲がりくねった路地を経て、世田谷区・下馬に出て、三軒茶屋に至る路線を行く。


@路地のあちこちに植わっている木々も、黄色や茜に染まって、まさに秋色風景である。三軒茶屋行きのバスに乗って通過する路地は、まさに静かな住宅街。暖かな秋の陽射しが、其処ここに優しく降り注いでいる。

@やがて祐天寺駅前に出る。ロータリーを時計回りに回って、五本木に出る。五本木をくねりながら通過すると、明薬通りに出る。そこからまた曲がりくねった道路に入り、昭和女子大の裏手に出る。正面に「やっぱ自分の躍りかたでおどればいいんだよ。」の江戸アケミの看板が見えてくると、三軒茶屋はもうすぐである。

@その看板がある通りを過ぎて、左に曲がると、終点の停留所に到着。早速バスを降りる。東急ストアの入っているキャロットタワーの地下へ。

@ストアの中を見る。美味しそうな産直野菜のコーナー。下仁田ネギや紫赤の赤カブ、まん丸で真っ赤なリコピンたっぷりそうなトマトがあった。

@ストアを出てグルメゾーンへ。中華が食べたかったので、そこにあった中華屋に入る。五目ラーメンを頼んですする。醤油味のスープがなかなか美味。

@外へ出て、シアタートラム(劇場)のあるあたりを抜け、三軒茶屋の昔からある商店街へ。30年も前に戻ったような、“昭和な”雰囲気が郷愁をそそる。平成的なムードの世界が増えつつある中で、ここには昭和の美しき残滓が残っている。

@中華まんがうまい!と評判のお店へ。肉まん一個、ホカホカのやつをオーダー。袋に入れずにそのままで、歩きながら食す。白いふんわりした皮がほんのり甘く、肉のあんとの相性は抜群だ。あんの中にさくさくしたものが入っているが、何なのだろう?店主に聞けばよかったな。

@大通り沿いのキラキラした雑貨屋さんに入る。ゴムの馬のオモチャ「Roddy」がお出迎え。かわいい~♪

@その他、花のモティーフがついたニットキャップ(天辺にポンポンのついたもの=いわゆる『正ちゃん帽』である)や、バネのついた大きな動物のマスコット、そしてカラフルなゴミ箱など、普段遣いで使える楽しい雑貨のオン・パレード。こういう雑貨に囲まれていたら、毎日がきっと楽しくなるだろうな。

@再び東急ストアへ。化粧品ショップへ入る。ファンデーションやアイメイクなど、いろんなものを試す。青系のラメ入りアイシャドウを塗りこんだら、目に隈が出来た人のようになってしまった。

@その後、ドラッグストアへ入る。さまざまな薬やライフケア製品が溢れている。各種洗剤やら歯磨やら胃腸薬やら、何でもかんでも揃っている。まさに、清潔ライフの為の雑貨屋さんだ。

@そこを出て反対側の通りにある「ピカソ」へ。ここはかの有名な「ドンキホーテ」の姉妹店だけあって、モノスゴイ品揃え、しかもいわゆる「安さ爆発!」しているだけあって、どの品も他店よりも箆棒に安値だ。しかし何とも安っぽいというか、ジャンクっぽいというか、そういう雑貨ばかり目立つのが球に瑕か。


@やがて日が暮れ、空を見ると雲が空を覆い出していた。とある商店街を歩くと、本屋さんが。目当ての本はないかと見たが、はてそれらしき本はみあたらなかった。ふと写真集が合ったので、見たら、かわいい動物の赤ちゃんたちの写真集が。ウワ~!みんなかわいい~!子犬や子猫、うりんぼや海豹の赤ちゃん、ひよこ、こぱんだ、ベビーコアラ、子象や子ゴリラ…みんな、赤ちゃんはかわいいなぁ。見ているだけで…和むなぁ。

@生き物の赤ちゃんはみんな、無垢で愛らしい。が、野生の世界で生きる生物の赤ちゃんは、その無垢な愛らしさの中に、野生で生きていかねばならぬ者が宿命的に持つ、厳しさを秘めているようだ。


@それを知ってしまっても、どんな生き物の赤ちゃんも、愛らしく見えるなぁ…。でも、この写真集には、イモムシや毛虫など、昆虫の赤ちゃんや魚などの赤ちゃんは掲載されてなかったな。イモムシは「かわいくない!気持ち悪い」という人が多いし(でもイモムシ・毛虫だって、大人になれば種類によっては美しい蝶や蛾、立派なカブトムシになるんですよ!)

@自販機で珈琲を買ったら、なんと、ラッキーセブン(777)が出た!ので、同じ銘柄の珈琲をもう1本買えた。今まで挑戦してきたけれど、成功したのは、これが初めてだ。ウヒョヒョ~!ラッキー!

@…で、一通り三軒茶屋で過ごした後、目黒駅行きのバスに乗りこむ。210円を払って奥のほうの座席へ。ウォークマンを聴きながら車窓から見える風景を眺める。空には寒々とした灰色の雲が重なり合って、今にも雨が降りそうに見える。

@もと来たような、くねりくねった路地道を、バスはのんびり走っていく。走行していくうちに明薬通りをつっきり、祐天寺を過ぎ、中町を通り、そして元競馬場前に来た。あとは大通りを突っ切り、大鳥神社前を抜け、目黒駅前に行くだけだ。

@やっと目黒駅前に到着。駅前で「外国人排斥・参政権授与反対」のプラカード(?)を掲げた人達を見かけた。プラカードには、日本崩壊阻止が如何のこうの、と書いてあったようである。何を今更言わんや、バカなことをしているな、と思った。

@日本はこれから若年人口が一層減ってくる。反比例して老齢者がドバーンと増える。社会を支える若手が必要な時は、外国出身者に来てもらって、永住権と参政権を与える事態を迎えざるを得ないだろう。最早外国人を排斥するような鎖国根性・島国根性にしがみついていては、この島国はこれからの時代を生きられないだろう。

@290円区域の切符を買って、山手線の東京方面行きの電車に乗った。ガタンゴトンと揺られながらウォークマンを聴いている。聴いているうちに駒込まで乗り越した。

@駒込駅のホームに降り立つ。さまざまな看板が並んでいる田端・上野行き方面のホーム。長年見なれている光景とは言え、やけにフォントとかが綺麗で、手作り感が無くなってきたのも目立つ。

@駅中に最近、本屋さんが出来たのを覚えていたので、そこへ向かう。目当ての本があるかどうか…あった!茂木健一郎氏著「笑う脳」(アスキー新書)。“笑い”について独自の深い洞察と達人達との対談をまとめた本だ。

@そもそも“笑い”は何の為にあるのか。今の日本で笑いが受けるのは何故か。その他さまざまな示唆に富んでいる本だ。読んで損はないと断言してもよい(ただし茂木健一郎氏に日頃から嫉妬し、ネットや雑誌などで氏の悪口を言いこいている、『我のみ賢し』的なアホには無理にお薦めしない。そういうアホは、よしんば茂木氏の本を読んでも、所詮某巨大掲示板やアマゾンの書評、そして自分のブログで氏の悪口を書くだけだろうだから)。

@早速購入し、もと来たホームへ戻る。そして最寄駅へ向かって、帰路を急いだ。


@今回の事業仕分けで大幅に削減・凍結された科学関連事業について見直しの動きが出ている。日本の将来を左右する事業には、やはり安易にメスを入れるべきではなかったことが、ようやく政府にもわかってきたようだ。
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連休の中日(なかび)。 [出歩く]

@秋の大型連休・シルバーウィークも、今日を含めてあと2日。残り少なくなった休日を惜しむように、有意義に過ごしていきたいと思う。

「クレヨンしんちゃん」作者急死の衝撃は、まだまだ続いているようだ。海外でも人気がある作品だけに、世界中のファンは悲しみに包まれているらしい。

@「とても残念だ」「子供の頃から兄弟で読んで、楽しんできた作品だ」などと、作者臼井儀人氏の急逝を惜しむ声は国内外を問わずして、今だ絶えない。

@通夜及び告別式は親族を中心に行い、非公開のうちに行われるとや。また、「しんちゃん」を連載してきた「週刊漫画アクション」の発行元である双葉社は、お別れ会を執り行うのだという。


@人間というのは、何時、何処で、何が原因で、死に至るか、分からないものだ。臼井さんは荒船山の断崖絶壁から覗きこんで写真を撮り、そのついでにうっかり足を滑らせて、絶壁から落っこちてしまったらしい。如何も自殺というふうには考えられないし、また考えたくないのが、遺族を含めた関係者の思いだろう。

@自分も何時、家族、知り合い、友人、大好きな有名人、尊敬する人が、どんな風に亡くなっていくのか、今のところは皆目、見当がつかない。愛する者の死というものは何時も“不意打ち”のような形で、生きている人に衝撃を与えるものなのだから。

@連休の中日(なかび)も曇りがちながら、晴れ間も覗き、歩くと少々暑かった。きょうは青山付近を散歩がてら、ある講演会のチケット(入場整理券)を入手する為、ある大手書店を訪れた。

@何せ先月から入場整理券が出ているとの情報があり、今月も20日を過ぎてしまったので、ひょっとしたら完売してしまい、入手できないかもしれない、それだったら仕方がないから、講演会に出る予定の人物が出している本でも買って帰ろうか、と考えながら、地下鉄に乗り、青山一丁目駅で降りた。

@青山一丁目から、件の書店までは、徒歩10分以上も掛かった気がする。青山子供の城の裏あたりに、その書店はあった。入り口まで行くのに、下りエスカレーターを使って降りなければならない。難儀なことだ。

@そうこうして書店に着いた。入り口を入ってすぐにレジを兼ねたインフォメーションが。そこにいたお姉さんに、「今度、〇〇さんと△△さんの講演会があるって聞いたんだけど・・・」と言いかけたら、姉さんは素早く、その講演会の入場整理券を出してくれた。なんと、まだ余っていたのである。これはラッキー。値段は¥800とや。千円札1枚をはたいて、おつり¥200をもらって、整理券を頂戴する。

@それから暫く、書店をまわって、めぼしい本がないかどうか見るが、如何もそそられる本がない。給料日からあとの土曜日にも訪れて、もうすこしまわってみようか知らん。そんな思いを残し、書店をあとにした。

@書店のエスカレーターをあがった上の広場にある、マリーゴールドの植えこみで、愛らしい蝶達の恋のやり取りを見る。メスのイチモンジセセリ(?)に後から擦り寄り、口説き落とそうとするオス。羽根を震わせて拒むメス。昆虫は大抵、メスよりオスのほうが小柄だ(カブトムシは逆だ)。その傍の花の上では淡い紫をした可愛いヤマトシジミチョウ(?)が、羽根を休めていた。と、そこへ別のオスがやってきて、2頭は素早い追いかけっこをしだした。メスは泰然自若そのもの。

@あんなに可愛い小さな蝶達も、恋の成就には必死なのだろう。それが命を次世代に繋ぐ使命を帯びている以上、彼等はイマドキの人間以上に命がけだ。使命を果たせば、あとは死ぬだけ。人間のように成就のあとも生き長らえて、おじいちゃん、おばあちゃんになる事はない。

@ただし、長い眼で見りゃ、人間だって、死に向かっていくわけだから、結局は昆虫を含めた、他の動物と変わらないもんな。


@表参道に出る。休日だけあって、人、人、人の大洪水。みんな思い思いのファッションで着飾っている。信号を渡り、「裏街道」に入ると、ゴスロリ系のファッションに身を固めた少女たちの一団を見た。

@一頃と比べ、減ったように思えるこの手の眼を引くファッション。メルヘン的な世界から抜け出してきたようなその出で立ちに、グワッと眼を惹かれないわけにはいかないだろう。

@けれど、彼等のファッションには、果たしてどれほどの「主張」が込められているのか。モッズにせよ、パンクにせよ、服飾の歴史を飾ってきたカウンター的ファッションには、それぞれなりの主張があったはず。

@ただ単にゴシック、バロック、ロココの各様式やメルヘン世界のテイストを取り入れただけの格好をするのは、考え物だと思うのだがねぇ。…まぁ、もっとも、ご本人達は、それぞれが精一杯の“主張”をしているのだろうけれど。

@そういうファッションも、その存在をいくら批判したって、なくなりはしないだろう。愛する人々がいる限りは。服装もそうだけれど、どんな世界にも多様性があるのは、この世の常だからだ。

@服装の多様性は見とめるが、思想の多様性については、この国においては、何処か複雑である。何故なら、思想の正邪の問題が絡んでくるからだ。邪な思想は、人民を不幸へ追いやりかねない。正しいものなら、人々を不幸から解き放ち、運命と闘う力をつけ、他者と自己の幸福を追求するようになる。

@思想、宗教なら何でもありだから、何でもいい、といった見かたは、もう時代おくれなのだと常に思う。いま世界が閉塞しているのは、その世界を支えてきた思想・宗教が、行き詰まりを見せているからなのだ。しかして、この島国の連中たちは、そのことについて、あまりに無頓着だ。今までの思想を幾ら掘り下げたって、行き詰まりは解消されはしまい。この世界が閉塞を打ち破るのは、万物の摂理を貫く生命哲学を秘めた、新しい思想なのだ。

@しかし、その新しい思想は、実はある伝統的な思想・宗教の中にある。その思想こそが、仏教(ただし、商売にかぶれ、教義が形骸化していない仏教)である。

@う~ん、話が難しい方向へ逸れた。とにかくも、原宿を散策する気持ちが起こらず、そのまま地下鉄に乗り、自宅のもより駅で降り、自転車に乗って帰宅した。時間を見たら、もう1時を過ぎていた。
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都電沿線を行く。 [出歩く]

@きょうは午前中まで仕事をして、そのあと、近くで昼食をとり、電車に乗って有楽町へ。降りてアップルストアのある方角まで、スタスタ。

@アップルストア銀座に到着。透明な箱の全自動エレヴェータで4階までいく。


@4階のネットコーナーはセミナーで使っている人がいるため使えない。仕方なしに、その後右にあるMacbookにタッチし、自分のみたいものにアクセス、そのあとYouTubeを見る。「特別機動捜査隊」オープニング集や、日テレ「鳩の休日」歴代画像集がなかなか面白かった。

@13:30pmを過ぎて、アップルストアを出る。SONYビルに久々に入る。ヘッドフォンの特別展示をやっていて、SONYらしくカッコいいデザインのものが沢山あった。

@ノイズキャンセルタイプも無論良かったが(特に音質!)、私としては、ネックバンドがくるんと円くなる、アウトドアスポーティタイプのものが気に入った。


@その後、地下のPLAZA(雑貨屋)へ入って、化粧品をみる。韓国から日本に入ってきて以来、女性に重宝のファンデーション“BBクリーム”は安かったけど、今度給金が入ってからにしよう。


@有楽町駅で、京浜東北線に乗り、王子駅で降りる。そこから栄町方面に向かって自転車をこぐと、都電沿線に出る。線路脇には薔薇が植わっている所があり、丁度この時期がシーズン。赤や白、ピンク、クリームいろの素敵な姿の薔薇が咲き乱れる。

@その薔薇が咲いているあたりまで、自転車をこいでいると、荒川車庫前に来た。かつて都電荒川線の線路を走っていたレトロな電車たちが置いてあった。クリームいろの地に赤線のひかれた電車は如何にも古そうな形をしていた。

@線路脇に咲く薔薇はまだまだ続く。燃えるような真紅や輝く黄色、柔らかなクリーム色の花が咲き乱れている。八重咲きが、見た所非常に多いが、薔薇は一重咲きの5弁花がもともとの形である。こういう薔薇は、実はミツバチたちに人気がある。おしべが表に出ていて、蜜の在処がわかるのだとか。

@1週間前、麻布十番の商店街を歩いていたら、カフェがあった。そこに植わっていた、清らかに白い姫しゃらの花に、まん丸のかわいい黒マルハナバチがやってきていた。白い花に黒くてまるい蜂が、とてもよいコントラストであった。姫しゃらも花弁数がすくなく、おしべがわかるようになっている。

@兎も角、今は薔薇のシーズンである。鮮やかな色彩が実に眼に沁みる。

@あらかわ遊園のあたりに来た所で角を曲がり、遊園に向かって自転車をこぐ。ここでも、あや!旧い都電の電車が置いてあるではないかいな。6500型といって、結構旧い型なのらしい。なぜか東京都のイチョウマークがついているが、最近までイベント用の電車として走っていたのだろう。

@あらかわ遊園をあとにして、家路を急ぐ。自転車をこぎこぎ、今来た道とは反対側に向かっていった。
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ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)。 [出歩く]

@きょうは憲法記念日。今年で63回目だっけ?まぁいい、そんな日だからといって、憲法について考えるより、私は音楽を聴きに行くのだから。

@JRの京浜東北線で有楽町へ。東京国際フォーラムにやって来た。えぇ…っと、私が聴く演し物は、ベルリン古楽器アカデミーによるバッハ楽曲の演奏だ。チケットを確認、B7で行われるとかや。

@フォーラムの中庭にあった屋台でロコモコ(メシとハンバーグがソースと一緒に合体したハワイ名物)弁当を買って食べる。クリームトマトソースロコモコをチョイスしたら、これが…結構うまかった!

@食べ終わってから会場へ。辿り着くには長い上りエスカレーターを2つも上っていくしかない。多くの聴衆がやってきていた。みんなで、ゾロゾロと数珠つなぎになってエスカレーターを上っていった。

@会場についたら、なんだかポップな幻燈が、壁にあたっていて面白かった。BACH is Back!の文字が面白かった。そう、今年のラ・フォル・ジュルネは、“バッハが時空を超えて帰って来た!”がメインテーマなのだ。

@暫くすると灯りが落ちて、ベルリン古楽器アカデミーによる演奏が始まった。最初は木製のバロック・フルートが混じるJ.S.バッハの管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067。ストリングスとフルートのミックスした響きが、空から星となって降ってくるような煌きと繊細さを含んでいる。

@次がバロックトランペットとティンパニが入る、管弦楽組曲第4番ニ長調BWV1069。ティンパニが力強い低音メロディを刻んでいるのがアクセント。昔のトランペットの明るい響きがよい。

@聴くものの耳と心を大きく柔らかく包んでくれるようだった、今回の演奏。なんとも言えないよい感じで会場をあとにした。会場を出るときに見た大きな夕日は、明るいオレンジ色をしていた。

@バッハが亡くなった日がどんな天気だったかは生憎知らないが、晴れの日だったら、沈んでいった夕日は、きっとあんな色をしていたんだろう。


@帰りしな、丸ビルにふらりと寄ったら、ヴァイオリンとパイプオルガンの幽玄な響き。オルガンの歌う音律は、耳から入って、全身の細胞をブルブルと震わせる。

@なかなかによい演奏でした。ただ、自分が聴いた曲目の中に「世界でただ一つの花」があったのは意外であった。が、それも“ご愛嬌”ということなんでしょう。

@最後の曲はバッハが亡くなった年と同年に亡くなったイタリアの作曲家の作になる「シャコンヌ」。転調を繰り返しつつ、最後は変イ短調で終わる。オルガンの響きが、またも全身の細胞を震わせた。美しい旋律は空へ高く上り、夕暮れの町に消えていった。

@兎にも角にも、名曲との出会いが生で果たせた。ただ、今年で実は2回目だ。耳で聴く藝術はいいもんだ。
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