談合ダンゴ [詩的散文]
※銀河系の一角にある、光り輝く恒星を、八つの惑星が異なる周回速度でくるくると廻っている、太陽系という世界のなかに地球という、青く輝く生命の息づく唯一の惑星があった。
※その惑星の中の、ユーラシア大陸の東の端に、ニッポンなる小さな島の集まりがあった。
※その狭い島に、ガチガチのルールにしたがって生きることが、唯一無ニなるポリシーの、「大和民族」と称する、黄色い頭のぼんくら人種が、キツキツにくっついて生きていた。兎に角ルールから外れることを極端に恐れ、新しい物を歓迎することを嫌い、ただただ、「狭いルールと古い価値観」と名付けた、彼等にとって心地よい「サイロ」に入って生きることを旨としていた。
※彼等は生きるルールを新しく決める時、正面切って議論をせずに、なぁなぁと馴れ合い、とっぴなことを誰かがしないように、談合方式でルールを決めていた。
※サイロの中こそ、彼等にとっては、このうえないパラダイスであった。サイロに入って皆とくっつき合っていれば、それだけで彼等は幸せであった。
※しかし、そんな彼等の幸福な日々も、ある時をサカイに破綻する時がやって来た。
※インターネットという彗星が、ドーン!と轟音を上げてニッポンにぶつかった。
※あっというまに黄色い頭の民族が入っていたサイロは、こっぱ微塵にふっとんだ。民族はいきなり外へ投げ出された。外は何が起こるかわからない世界だった。しかし彼等はこの世界をびくびくと恐れ、互いに丸くくっつき始めた。新しい物は何が何でも取り入れないぞ、というように…。新しい世界には順応しないぞ、といいたげに…。
※やがて、彼等は巨大な赤黒い、生ぐさったにおいを出す、異様な球体となった。彼等は絶え絶えの声でふるふる震えてこう歌う、「♪旧態依然バンバンザイ、旧態依然バンバンザイ…♪ネットなんか要らない、ネットはこわい、コミュニティをこわす伝統をこわす絆をこわす…♪」
※しばらくすると、そんな歌声も聞こえなくなり、ふるふるの震えも止まり、球体は次第に、渇いた暗褐色に固まっていった。そしてそのまま、動かなくなった。
※やがてそれは、新しくニッポンに来た、新しき考えの人種から、「談合ダンゴ」と呼ばれるようになったとさ。ジャン、ジャン!








ふっふ、「談合ダンゴ」、固まって動かなくなった、のは、
あの、「クマムシ」変態だったりして....
こんなことを書いてミズをさしてなんですが、
「ニホンジン」っていう民族は「ダンゴウ・クマムシ」なんでは?
ぬわーんちゃって。\(^o^)/
by Kimball (2007-05-21 22:06)